4/25/2024

連休進行でさえずり12

 確認用のチェックバックが剛速球で戻ってひと安心。よほどのことがない限り今週中に受け持ち分無事作業は終えられそう…かな。でないとやばいが。
 そんな具合でそろそろ連休も見えてきたし、後半帰省もあるので図書館で本を借りるタイミングも微妙だったけれど1冊。李娟(リー・ジュエン)の「アルタイの片隅で」。どこかの書評で「中国の向田邦子」と紹介してあって気になっていた本。著者がずいぶん若いときから書きためてきた文章もベースになってるようだけど、少し読んだ限り拙さも含めてみずみずしい感じ。

 やや久しぶりの大残業で午前様帰宅。眠い。3分の2のデータをやっとこさ作ったけどスタジオに入ると2時間ぐらいの尺があるので時間はそれなりにはかかるしデスクワークの時間がなかなか取れない。もっと早く出勤すればいいだけの話ではあるのだが。
 しかし目が乾いてゴロゴロする頻度が増えた、特に朝。ひょっとして目をあいて寝てるんじゃないかと思うほどだけど、年がら年中仕事に加えてスマホの見過ぎのせいもあるだろう。というか、スマホの文字が見えなすぎて画面目に近づけないと見えないのはどういうことよ、老眼のくせに。傍目から見たらカッコわりい…。5月いっぱいでスマホの契約更新時期になるのだけれど、もうSEは諦めてもう少し画面を大きいのに機種変しようかと真剣に考える。

 編集は終了。今年は会期中まるまる帰省なので本番は観られない。とはいっても1回目の上映はたぶん間に合う時間ではあるけど気力なし。というかいつまで経とうが最初の上映の立会って吐きそうなぐらい緊張する小心者の自分なので、精神安定上出かけないほうがよろしい。でも今年担当したぶつたちはどれもよかった。ってこの企画はどれがあたっても面白いんで年1の楽しみではあるのだけども。
 書き込み頻度はだいぶ減っているとはいえ、文句は言いつつもやめてない旧ついったーであるけれど、最近おすすめTLにならぶのがペットさんなど訃報ネタが多くてこれまたかなりつらい。ポストをたどってたまたま読みに行ってしまったのが参考になっておんなじようなのが表示されているのだろうけれど、虹の橋を渡ったやら、家族が〜がずらずら並ぶと朝っぱらから沈むわけ。嫌がらせのようである。

4/24/2024

アマリリス、咲いた

アマリリス、4輪が咲いた




最後に咲いた1輪

見頃が済んだら手前の茎の蕾がニョキニョキ伸びてくるはず。
華はまだまだ続く

4/18/2024

なやむの巻

 一昨日、大学病院で前々から予定していた奥歯を抜いた。右下親知らずの1つ手前の大臼歯というやつである。もともとその手前の大臼歯も抜いてあったので奥歯が2本もなくなったことになる。イヤですね。で、今日は地元の歯医者さんで右上奥歯根っこの治療に行ってきたんだけど(そこの病院は前も書いたように抜歯とかやってくれなくて提携先の大学病院に紹介状を書いて処置される)、前回その根っこ治療があまり芳しくないようならそこも抜かないといけないかも、と言われてビビっていたのだけど、どうやら経過は悪くなさそうでちょっと安心したのだった。なので、ちょっと勇気を出して抜いて2本分の空間ができてる右下奥を今後どう処置するのがよいのか先生にきいてみたところ、選択肢は3つぐらいあるらしい。

1)ブリッジをかける:でもかけるべき親知らずの位置がちょっとずれているのでうまくかからないかも→たぶんNG
2)奥歯部分のみの入れ歯:保険治療なので費用は安く済むけど装着感が今一つの可能性もなきにしもあらず
3)インプラント:一番確実っぽいけど費用がたぶん2本で100万はかかるであろうとのこと

それプラスうちの職場の男子が施術したという、親知らずを抜いて空いている歯茎にに移植するという方法もあるようなのできいてみたら「その手もありますね」と先生。でもこれは個人的に想像するとなんか恐ろしすぎるのでちょっとやだ。
というわけで、2か3の方法に絞られるみたい。
 たぶんこれが前歯などもっと目立つ場所であれば迷わずインプラント一択だと思うけど、へたに奥歯というのが悩ましい。やっぱり顎の骨にビスみたいなのを埋め込むなんてちょっと怖そう&なんてったって費用の問題がある、ローンもきくらしいとはいえ。そりゃ食事していくうえで奥歯もないと困るのは当然だけど、咀嚼が左側ばかり使うことになるかもしれなくとももしかして放置でもそんなに支障はないのかもしれないし。だけどもし保険の範疇で部分入れ歯を作ったとして、途中であわずやっぱりインプラントに変更ということになったとして、おそらくちゃんとお給料をもらって仕事をしている今ぐらいがタイミングとしてはギリギリベストじゃないのかしらとも思われるし…。どうしようかなと迷う次第なのであった。しばらく悩んでみる。

 しかし部分とはいえ「入れ歯」とか単語が出てくるなんて、自分で自分にがっかりだよ、マジで。

4/16/2024

アマリリス


 ここ何年かの年末にクライアントさんからお歳暮というかクリスマスプレゼントのような「マジックアマリリス」が届く。球根が1こゴロンと箱の中に入っていて(↑)土に植えるでもなくお水をやるでもなくそのまま部屋の中に放置していると、寒さが落ち着いた頃茎がニョキニョキ育ってきて、やがて大きくて立派な花をつける。

2022年3月21日と26日



大きな花が4つ咲いた後も2回も咲いてびっくり

2023年4月6日と8日


蕾がたくさんついて一斉に咲きだしたらブーケのようだった。

と毎度ちょっと違った球根が届くので楽しみにしているのだけれど、今回は桜と同様、途中の寒さの影響かまだ咲いておらず、昨日と今日でこんな感じ。



今年の花はどうやら真っ赤のよう。
同時に顔を出した2本めの茎はそういう種類なのかいつもと違ってちょっとまだ段差がある。
花が開くのは週末近くかなと踏んでいる。楽しみ!

追記

でもって、今夜帰宅したら開いていた



さえずり11


 暖かくなったのはよいけれど今年の東京はいつにもまして桜の季節が短かったような。あんまり満開を満喫した記憶がない。そしてなんだか暑くて初夏のよう。やっぱり季節が先に先にと急いてるんだろうか。もうちょっとのんびりいってほしいのに。盛岡のほうはちょうど桜が満開とのこと。そういえば去年の今ごろはドゥービー・ブラザーズを観に帰っていたのだった。はやい。

 連休進行の仕事、今年は始まる前にかっちり完パケないといけないということでであたふたしているけれど、これが落ち着いたなら連休の前半はのんびりできるだろうか。帰省は5月入ってからだしぼーっとする時間がほしいものである。ぼーっとしたらしたで考えないといけないことは山積みなのだけど。それより健康診断に備えてダイエットか。

 今日の「映像の世紀 バタフライエフェクト」はノルマンディー作戦の回。大戦の節目になった作戦は映画なんかでは華々しく描かれるけれど、実際は本当に悲惨。ほとんど決死作戦で上陸した米軍は若い兵士を湯水のように注ぎ込んで多大な犠牲を出したし、戦地になったフランスでも上空から雨あられのように降り注いだ爆撃で民間人にも多くの犠牲が出た。いまだに続くそして増えていく世界各地の紛争を他人事で眺めてはやっぱりダメだろう。

4/12/2024

おなつかしいプロレス

 先日映画『アイアンクロー』を観た。フリッツ・フォン・エリックと彼の息子たち(本当は全部で6人だけど映画に出てきたのは4人)におきた悲劇的な実話を描いた話。映画の感想は映画ブログに書いたのでともかくとして、映画の舞台になった1980年代といえばプロレスも地上波のゴールデンタイムに放送されていて、大いに人気のあった頃だ。古舘一郎がアナウンサーしてた猪木のいる新日もフォン・エリックの3兄弟も参加した馬場さんの全日も当時はよく見てたものだ。1回だけ生試合観戦に行ったこともある。対戦の中身は忘れたけどラッシャー木村の「馬場さんこれでいいんですか?」みたいなMCは覚えてる。
 あの頃のレスラーだとブロディが一番好きだったから(映画にもちらっと対戦相手として出てきた)、彼の本の仕事に携わったときにはすごく嬉しかった。あとはやっぱスタン・ハンセンとか。いまだ聖地後楽園あたりには電柱の裏側に日に焼けて薄くなった「反戦」ステッカーとか貼ってあったりするのを見つけると楽しい。ハンセンは昔、日劇で映画の開場前の列に本を読みながら並んでいるのを見かけたことがあったな。ほかには、やっぱりタイガーマスク(初代)とかダイナマイト・キッドも好きだった。あとヒール系だとロード・ウォリアーズも強くてかっこよかったよね。
 その頃活躍してたレスラーは体を作るためにステロイドとか痛み止めの薬物を常用して寿命を削ってしまった人も多いしそれを思うと悲しくなるけれど、当時はそれこそ血湧き肉躍るみたいに盛り上がってみていたよなあと、映画を見終わってからふと懐かしく振り返ってしまったのだった。

4/09/2024

“教授”とカート

 坂本龍一さんが旅立ってから1年が経ち、昨夜はNスペで最期の日々と題された番組が放映されていたけれど録画はまだ見ていない。ちょっと心構えしないとキツい感じかなと。
 そういえば昨日の日中に新宿でオッペンハイマーを見たのだけれど、そこの劇場は教授が映画館の音響設計に関わったという触れ込みの去年できた劇場で、ちょうど開館直後に出かけて以来約1年ぶりに行ってみたのだけれど、上映の前に教授がここの音響について語るプロモ映像が流れた。去年はかかっていなかったように思う。たぶんそれこそ今度上映されるOpusの撮影の頃あたりに収録されたのかと思われるけれど、そのやつれた姿に無理して話させたんじゃないの?みたいなかなり痛々しさを感じて、正直衝撃的なほどだった。本編のオッペンハイマーを見る前からずーんと重々しい複雑な心境になってしまったのであった。たぶん去年その映像をかけてなかったのは、まだ訃報から間もなかったし劇場側も配慮したのかしら?とか勝手に想像したりした。


 先日はニルヴァーナのカート・コバーンの没後30年でもあった。もう30年も経つなんて本当に時の流れは早い。それにあたって娘のフランシス・ビーンがインスタにコメントをアップしていた。カートが亡くなったとき、彼女は1歳。葬儀のとき、ふわふわのヒョウ柄のボアコートに包まれコートニーに抱かれていたブルーの瞳の可愛らしい赤ちゃんももう31歳だ。思えば彼女は生まれる前から両親のドラッグ問題が取り沙汰されるたび、その影響をあれこれ憶測されて、聴くに耐えないような本当にひどい誹謗中傷をタブロイド紙に書き立てられたりしたこともあった。カートが亡くなってからは養育権がらみでカートの実母とコートニーとの間で法廷で争われたり、想像もできないような葛藤や苦労もあっただろう。でもその分他人の心の痛みに深い共感をよせられるような大人になったのかもしれない。
 インスタでフランシスはカートが彼女が生まれる前、彼女に宛てて残してあった「君がこの先どんな道を歩もうと、俺がその時どうなっていようと、パパはいつだってずっと君のそばにいるよ」という手紙を紹介したあとに「彼は今も約束を守ってくれている」と記している。カートの残した歌を聞き、父親に似ているという自分の手を見るとき、ほんの少しでも彼のぬくもりをそばに感じられるんだ、と。なんだかしみじみ泣けてしまった。


連休進行でさえずり12

 確認用のチェックバックが剛速球で戻ってひと安心。よほどのことがない限り今週中に受け持ち分無事作業は終えられそう…かな。でないとやばいが。  そんな具合でそろそろ連休も見えてきたし、後半帰省もあるので図書館で本を借りるタイミングも微妙だったけれど1冊。 李娟(リー・ジュエン)の「...