4/12/2024

おなつかしいプロレス

 先日映画『アイアンクロー』を観た。フリッツ・フォン・エリックと彼の息子たち(本当は全部で6人だけど映画に出てきたのは4人)におきた悲劇的な実話を描いた話。映画の感想は映画ブログに書いたのでともかくとして、映画の舞台になった1980年代といえばプロレスも地上波のゴールデンタイムに放送されていて、大いに人気のあった頃だ。古舘一郎がアナウンサーしてた猪木のいる新日もフォン・エリックの3兄弟も参加した馬場さんの全日も当時はよく見てたものだ。1回だけ生試合観戦に行ったこともある。対戦の中身は忘れたけどラッシャー木村の「馬場さんこれでいいんですか?」みたいなMCは覚えてる。
 あの頃のレスラーだとブロディが一番好きだったから(映画にもちらっと対戦相手として出てきた)、彼の本の仕事に携わったときにはすごく嬉しかった。あとはやっぱスタン・ハンセンとか。いまだ聖地後楽園あたりには電柱の裏側に日に焼けて薄くなった「反戦」ステッカーとか貼ってあったりするのを見つけると楽しい。ハンセンは昔、日劇で映画の開場前の列に本を読みながら並んでいるのを見かけたことがあったな。ほかには、やっぱりタイガーマスク(初代)とかダイナマイト・キッドも好きだった。あとヒール系だとロード・ウォリアーズも強くてかっこよかったよね。
 その頃活躍してたレスラーは体を作るためにステロイドとか痛み止めの薬物を常用して寿命を削ってしまった人も多いしそれを思うと悲しくなるけれど、当時はそれこそ血湧き肉躍るみたいに盛り上がってみていたよなあと、映画を見終わってからふと懐かしく振り返ってしまったのだった。

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