原作コミックやドラマは見たことがないけれど、件の関係大手2社の長いレポートを読んだ。それぞれの調査委員会が作成したレポートには言った言わない的な齟齬があるのもしょうがないというかうーんという感じだし、最悪なのは調査があろうとなかろうと変わらんだろとも思うけど、それが業界の慣例だったとしてもきちんとした約束事が紙に残せるかたちでかわされていなかったことにちょっと驚く。うちのほう界隈も事前に書類関係がまとまっていることはほとんどないのでなんとなくは分かるけど、スポンサー含めて多くの関係者が絡む放送映像業界なら、権利関係含めて契約書のたぐいってものごと動く前にある程度交わされているものなのかと思っていた。なにより関係各所対面での打ち合わせも、どんなに忙しかろうと早い段階でやるべきだったんじゃなかろうか。ちゃんと顔合わせて要望を伝える機会があったなら、お互い断れるものは断れていただろうに。個人的にすごく同情、心配なのは出版社側の担当さん。先生と取引先との間の板挟みのご苦労なんて心身擦り切れきってしまうほどにものすごく大変だったろうし、結果一番起きてはいけない事態になってしまって、それこそ青天の霹靂なんかじゃすまなかっただろう。読み終わってひたすらつらくなってしまった。
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